2019年1月30日に開催されたAssociation’s International Stroke Conference 2019(世界脳卒中国際会議)によると、電子タバコを使用すると脳卒中、心臓疾患、冠状動脈不全のリスクが高まるということです。
電子タバコは普及して間もないのでリスクに関する詳しい研究結果があまり出ていなかったのですが、この研究は過去最大規模の電子タバコと脳卒中の関係性を調査する研究っぽいです。
この記事では、電子タバコによる病気リスクの具体的な数値を示します。
アメリカ合衆国40万人のデータ
なんとアメリカ合衆国50州における約40万人ものアンケート内容のデータベースから健康状態などのデータを収集したということです。
このうち、電子タバコを定期的に使用していると答えたのは66795人、電子タバコを一度も使用したことがないと答えたのは343856人でした。
電子タバコによる病気のリスク
そんでまあ色々と分析したところ、電子タバコを使用しているユーザーは使用していないユーザーと比較して以下のことがわかりました。
- 脳卒中のリスクが71%高い
- 心臓発作または狭心症のリスクが59%高い
- 冠状動脈性心臓病のリスクが40%高い
- リアルたばこの喫煙率が2倍
また、電子タバコを使用しているユーザーの4.2%が脳卒中を起こしたと報告されています。
American Heart Association(米国心臓協会)もこの研究報告を受けてか、電子タバコの使用に対して警告しています。
まとめ
電子タバコはリアルたばこよりは害はないと思って安心してたけども、結構やばいらしいですね。
電子タバコゆうても色々種類あるので、もうちょい具体的な情報が欲しかったところです。
喫煙者は電子タバコに移行するんじゃなくて、完全禁煙に移行した方が良さそう。
電子たばこは想像以上に病気リスクを高めるので、自分の身体が大事ならちゃんと禁煙しましょう。
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