好きな音楽を聴くことで幸福度は高まる?

皆さん,脳のドーパミン足りてますか?

本記事で紹介するのは、音楽とドーパミン機能は関連性があるのでは!という2019年1月に発表されたジョンズ・ホプキンス大学の研究[1]です。

ドーパミンと音楽への感情の因果関係はこれまで研究されていませんでした。

ドーパミンは、ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。

目次

音楽とドーパミン機能の関連性を検証する実験

27人の被験者に対して以下の3期間に分けて音楽を聴かせました。

  1. ドーパミン機能を高める薬(レボドパ)を投与
  2. ドーパミン機能を抑える薬(リスペリドン)を投与
  3. 偽薬(プラセボ)を投与

実験結果

ドーパミン機能を高めたときの方が抑えたときよりも、音楽に対する楽しみや喜びが増加したらしいです。

具体的にはドーパミンが多いほど、再び音楽を聴きたい、お金を払っても良いという気持ちが増加したということです。

じゃあ音楽フェス前はレボドパ飲んで行こう!!ってことにはなっちゃダメです。

レボドパは嘔吐などの副作用があり、長期的に利用すると中毒や運動障害などを伴うらしいです。

じゃあこの研究で言いたいことは何なのか。

著者はこう言っています。

私たちはドーパミンを摂取することが音楽の喜びを高めると結論づけたいわけではない。より強調したいのは、あなたが好きな音楽を聴くことはドーパミンを自然に増加させるということだ。

まとめ

ドーパミンの量を薬で促進させると音楽に対する喜びが高まるという研究でした。

著者らは好きな音楽を聴くことがドーパミンの量を増やし幸福度を高めるとも主張していますが、これは音楽に対する感情とドーパミン機能が大きく関連していると分かったためだと思われます。

なぜ音楽に限定した?っていうのが個人的感想ですが、仕事や授業,勉強、飲み会などにも言えるんじゃないかなと思います。

ドーパミンの原料であるアミノ酸のチロシンを多く含む食品、例えばアーモンド、アボガド、バナナ、牛肉、鶏肉、チョコレート、コーヒー、卵、緑茶、ヨーグルト、スイカあたりを食べるのも得策かと思います。

行動面では、運動や新しいことに挑戦するのもありだと思います。


参考文献

[1] Laura Ferreri, Ernest Mas-Herrero, Robert J. Zatorre, Pablo Ripollés, Alba Gomez-Andres, Helena Alicart, Guillem Olivé, Josep Marco-Pallarés, Rosa M. Antonijoan, Marta Valle, Jordi Riba, Antoni Rodriguez-Fornells, “Dopamine modulates the reward experiences elicited by music”, Proceedings of the National Academy of Sciences, 2019.

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この記事を書いた人

SimiBlogの管理人です。
都内国立大学の情報工学専攻の修士課程を卒業後、新卒で某企業の情報系技術職に就職しました。転職など新しいことを経験してみたいので、技術のキャッチアップをして発信しています。

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